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永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。

『ん』からはじまる最強。

日本語は、『ん』で始まる言葉はない…と聞いたことがあります。

 

それはそれは、ワタシがまだ可愛らしさ満載だった小学生の頃。

 

何かの作文で父と母の会話にて、父が「ん…」と中途半端な返事をした事を書いた時、先生から「日本語に『ん』から始まる言葉はない」と全力で否定されバツをされました。

 

「あ、そうか、だから《しりとり》は『ん』で負けなのだな」と、理解…した、つもりが。

 

みゃーくふつ(宮古島方言)には、《ん》から始まる言葉が少なくないのです。

 

割とメジャーなのが『んみゃーち!』。

 

「ようこそ」とか「いらっしゃい」みたいな。

 

ってことはですよ、宮古島で《しりとり》をすると誰もが負け知らずです。

 

グレート!!

 

そして、また、知り合いになった方は大学生の頃に日本語の起源などを研究していたとかで、彼女いわく、その起源は宮古島にある説が有力なんだそう。

 

なんということでしょう。

 

それが事実なら、《しりとり》完全不成立!!!

 

ギャフン!!!

 

 なんということでしょう。

 

ある意味、宮古島、最強です。

人を選ぶ島

聞いた話によると、宮古島という島は『人を選ぶ』そうで。

 

クリスタルブルーの海と、のんびりとした温暖氣候に憧れて移住してくる人は少なくないものの、半年どころか3ヶ月保たずに去る人、それなりの深さに根を張る人とハッキリ差が出るそうで。

 

離島での生活は、正直、誰かにオススメするか?と聞かれれば「NO」が先に出ます。

 

沖縄という場所柄、単純に収入は格段に下がりますし、だいたい物価は都心部と変わらないか、むしろ高い。

 

車必須だし、ガソリンも高い。

 

道は悪いし、塩害で車の傷みも早い。

 

安いのは家賃ぐらいで、後はだいたい高め。

 

収入低いのに、高め。

 

そこに、不便さがやってきます。

 

オシャレとは、程遠いです。

 

ネット通販は、全国送料無料と言いつつ、沖縄離島は別料金。

 

かつ、高い。

 

 全国ってね、沖縄も込みなの。

 

沖縄もね、日本だからね!!

 

と、声を張ったところで、送料無料にはなりませんけどね。

 

そしてね、沖縄離島も送料無料なお店は、しっかりメモリーしますよ。

 

そういった不便さと、宮古人の愛想がないのに、仲良くなるとパーソナルエリア乗り越えまくりなお付き合いスタイルに耐えきれずに島を離れる人も多数。

 

そういった人達を、『島に選ばれなかった人』と表現するようです。

 

宮古島を《島そのものがパワースポット》なんて言って訪れる人も少なくないですが、パワーっていうのは、あくまでパワーであって【良いパワー】なのか【悪いパワー】なのかは、それぞれ。

 

来島した途端、極端な体調不良に見舞われる人なんかも居ます。

 

「なんで来たの?」と何度となく聞かれ、移住するまでの流れを掻い摘んで話すと、「あー、島に呼ばれたんだねぇ」 なんて言われたことも一度や二度でなく。

 

 

島の人たちとの交流が広がってきて、こちらの習わしに従って海に行った時、銀色の小魚が群れを成してワタシの足元へと向かってきた事がありました。

 

その時、『ようこそ』と言われたような氣になったのは確か4月頃でしたか。

 

今日も美味しいお魚をいただきました。

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グルクマーというサバの一種の唐揚げ。

 

そして、「うちの長男(27歳)の嫁にもらおう」と言っていただき、「これ、持って帰りなさい」とパッションフルーツのお土産つき。

 

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「いいか、みっちょん、宮古島の人は優しいから1年目までは氣をつかってくれる、けどな、2年になったらもう島の人間なんだから、今度はみっちょんが新しく来た人に優しくしてやる番だからな」

 

来島当初に言われた言葉を噛みしめて、今日も明日も島ライフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウフフな生活。

宮古島に来て、1年以上となりましたが、未だに行っていない所なんかたくさんありまして。

 

雲は多いなりに、太陽もチラチラしていた休日、ちょいと遠出をしてみようと。

 

目指したのは、東平安名崎という岬です。

 

ひがしへんなざき、と読みます。

 

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青矢印が目的地の、東平安名崎。

 

黒矢印が、出発点のだいたい我が家。

 

いくら宮古島がコンパクトアイランドとはいえ、この距離だと車で30分くらいはかかります。

 

たかだか30分と言うなかれ、宮古島のアッサリロードかつ車の少ない中での30分ですからね。

 

大事なポイントとして、おやつは忘れずに持っていきましたよ。

 

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はい、着きました。

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平安名崎灯台です。

 

スペックは、こちら。

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せっかくなので、上ってみました。

 

200円、チャリン。

 

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螺旋階段を黙々と進みます。

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螺旋階段に応援されました。

 

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激励と注意喚起のダブル攻撃に上を見ると…。

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 ひっく!!!(低)

 

平均身長のワタシでも、微妙な低さ。

 

平均身長の男性なら、間違いなく頭ガツン案件。

 

そして、いよいよという時。

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急に手書きの労い。

 

この日は風が強めで、波は高々と白波が立っていました。

 

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ザザーン。

 

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もう少し晴れていてくれたらなぁと思いましたが、それはそれ。

 

また来ればいいのです。

 

今度は、日の出を狙ってもいいかもしれません。

 

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そして、やはり、西平安名崎にも行きたいわけで。

 

しばらくの間、予定が少ない休日は「海と写真」と、なりそうです。

 

ウフフのフ。

 

 

 

的な、話。

宮古島に移って、2年目突入。

 

移住からの1年で、4回もの移転をしたわけで。

 

まず、シェアハウス的な一戸建て、地元ネーネーの家に間借り、会社の寮、現在の賃貸物件。

 

 

その『現在の賃貸物件』に引っ越す際、《たまたま》島を離れることになった人から家電家財を引きとりーの、賃貸物件の契約スルッとできーの、家電家財を動かすためのトラックとイケメン男手現れーの、と。

 

なんていうか、恐ろしいくらいの運氣で全てをこなし、快適かつ安穏と暮らしてきました。

 

 

が!!!

 

ある日、突然にオーブンレンジが労働意欲を消失。

 

ワンタッチボタンを押すと『ブォーン………』。

 

 

シーン…。

 

 

あ、あれ?

 

みたいな。

 

やる氣がないわけじゃないんですけど、なんていうかエネルギーが湧いてこないっていうかぁ…みたいな?

 

通電はしているけれども、その先に行けない的な。

 

弁当女子的に、電子レンジ機能が使えないのは由々しき問題にて。

 

かつ、お菓子ヅクラー的にも、結構な問題にて。

 

島の家電品取り扱いしている店舗をグルグル巡り、ここぞ!という所へレッツラゴー。

 

壊れてしまったアンチクショウを3階から降ろすのは、それなりに難儀するなと思いまして、「古いコを引き取ってくれたりしますか?」と問えば「持ち込んでくれたら、いいけど」と素氣無いお返事。

 

いやいや、ちゃうねん。

 

3階から降ろすのが難儀だから、それをやってくれんのかって聞いてんのよ。

 

素氣ないお返事に変わりなく、「オッケー、自力で降ろすしかないのねん」。

 

 

ここぞ!のお店で新しい、かつ、今までのコと変わらない機能を備えているオーブンレンジをゲットアーンド配送手配もしたものの、とにかく壊れてしまったコを降ろす手段が…。

 

と、壊れてしまったアンチクショウを抱えてみたらば…。

 

あれ?意外と軽くね?

 

想像してたのより、思っていたのより、軽くね?

 

 

ニヤリ。

 

と、いうわけで、粗大ゴミ処理がやけに格安な宮古島に甘え倒してアンチクショウとサヨウナラ。

 

新しく、当然ピカピカの、ちょっと色氣のあるコがやってきました。

 

 

色々、焼けるよねー。

 

グラタンとかー。

 

パンとかー。

 

ラザニアとかー。

 

ケーキとかー。

 

 

なんか最近、やけにとろけたチーズ食べたいから、ピザとか焼いてもいいんじゃなーい!!

 

 

ムフフフフフー。

海の学校

さて、1年前の今日。

 

ワタシは、トランクひとつで宮古島へと移住しました。

 

宮古人、2年生になるわけです。

 

当初、予定の転職活動に何度も横槍が入る謎の時間がありましたが、現状、とりあえずゴハンは美味しくいただけているわけで。

 

この1年は、沖縄的収入で暮らしていくには…というテーマが主になり、ここへ来た本来の目的であるダイビングを二の次三の次にせざるを得ない現実にそれなりに焦りも出てきていた先日。

 

お世話になっているダイビングショップのオーナーさんと初めて対面。

 

担当のインストラクターさんがどんな風にワタシの事を話してくれていたのかわかりませんが、「ああ!アナタが!」みたいなアクションをされて若干戸惑いました。

 

そして、島在住の人だけの特別な割引が適用される事が時々あるから、お休みの日を小まめに教えて欲しいと言ってくださいまして、早速、そのお言葉に甘えさせていただくことに。

 

しかし、いくら南国宮古島とはいえ冬はゲストがめっきり減るわけで。

 

そう簡単に、その特別割引が適用される日程がうまく自分の休みと重なるなんてことはないようです。

 

すると、オーナーさん「講習のゲストさんがいるんだけど、その日に一緒に行く?」と。

 

講習のゲストさんということは深度はかなり浅いものになるのでしょうが、潜れるならこの際!!

 

ということで、早速、お願いしてきました。

 

今月は、おなじみのOさんとシュノーケルの予定もあるし、そろそろソロ活動も視野に入れてみようと、グイグイ海へ行こうと思います。

 

メダカの学校ならぬ、ワタシの学校は「うみーの なかー♪」でございます。

 

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鍋のち、カレー。

「今日は、鍋だよ」という電話がありまして、いそいそとおなじみの居酒屋さんへ。

 

牛肉、豚肉、鶏肉、鶏団子、アサリ、イラブチャー、溢れんばかりの春菊、豆腐、白菜、下仁田ネギ、シメジ、うどん。

 

そこに、キムチどっさり。

 

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なんとも贅沢なお鍋。

 

たくさん食べているのに、少しでも箸を置くと「みっちょん、ほら食べれ!」。

 

「死ぬほど食べろ」と、お玉いっぱいに小鉢によそってくれます。

 

後から合流したオジ様は、「ほら、これ、みっちょんにあげるよ」と、可愛らしい容器に詰めた善哉をくれました。

 

「明日、早番でお弁当作らないとだから帰るね」と言うと、「カレー、あるよ」って。

 

アレヨアレヨとカレーとゴハンを詰めたパックを持たせてくれます。

 

このカレーがまた、ツナとほぐした鶏肉の美味しいやつ。

 

 

先日、近場でいくつかの飲食店オーナーさんと顔を合わせた時に、この居酒屋さんにお世話になっている話をしていて「あそこの大将が宮古島のお父さんで、女将さんがお母さんなんです」と言ったら、目を細めて「良くしてもらってるんだねぇ」って。

 

そうなのです。

 

すこぶる、良くしてもらっているのです。

 

ちょっと、泣けちゃうくらいに。

 

 

明日のお弁当は、カレーライスです。

 

 

法螺吹きみっちょん

とある海人とお話している時、彼らが着けているアクセサリーの話題になり、それはヘンプ(麻)で磨いた貝殻を包み編みしたようなのだったり、サメの歯を加工したものだったり。

 

実は、ワタシもヘンプに限らず刺繍糸やジュート、革紐などを編んだアクセサリーや雑貨を作ります。

 

そんな中、「うちの嫁が山伏の家系で、法螺貝を吹く行事みたいなのがあるんだけど、その法螺貝を斜め掛けにぶら下げたい」と。

 

山伏の家系?!

 

法螺貝を吹く行事?!

 

もう、いきなり飛び道具ですか的な無茶振り来ました。

 

ウソをつく事を「法螺吹き」などと言いますが、調べてみると法螺貝の音が思いのほか大きいことから、できもしない事を得意だと言ってみたり、1を10としてみたり…と「話を盛り過ぎ」てしまう事なんだとか。

 

山伏は、山に入る際に法螺貝を吹いて獣避けや、他の山伏に居場所を知らせるほか、宗教的な理由もあるらしく、日本以外でも法螺貝を吹く国はいくつかあるみたいです。

 

実際にちゃんと音を出すのは、なかなかに難しいようですが。

 

 

…で、実際に件の法螺貝を見せていただきました。

 

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法螺貝って美味しいのかな…などと考えつつ、クルンとしてみます。

 

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吹き口加工済み。

 

てなわけで、何氣ない会話から手仕事をひとつ承り。

 

 

しかしですね、法螺貝を編んだ経験は皆無ですから、用意する麻紐の長さも手探り。

 

毛糸と違って《紐を足す》というのは原則やりません。

 

長過ぎれば余るだけですが、短ければイチからやり直し。

 

とりあえず、本体できあがり。

 

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ここからは、斜め掛けするためのストラップ部分。

 

過去最高の長さの紐と大格闘。

 

1本の麻紐の長さを、計算式で13メートルほどと算出。

 

それを6本作りました。

 

切るだけで部屋中を使う大騒ぎ。(1人で)

 

その中心部から編み始めるので、今度は中心部を見つけるために7.5メートルあたりを計ります。(1人で)

 

あまりに長過ぎるため紐の先端をくぐらせる系の編み方は却下。

 

鳳尾結という編み方を6本取りで。

 

もちょもちょ、じみじみ、もちょもちょ、じみじみと繰り返すこと数時間。

 

さらに、ちょっと洒落っ氣を出してウッドビーズなんて着けてみたりして。

 

 

はい、できあがり。

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