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永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。

フィジカルなフィジカル

高校時代の物理の先生が、とてもマジメに面白い先生でした。

ワタシのクラス担任もまた、茶目っ氣のある先生で「全員で違う教科書を出しておけ」なんて、教科担任にイタズラを嗾ける人。

その教科書に慌てて教員室へ戻っていく教科担任。

「何だよ、合ってるじゃないか!」と教室に再び入ると、ちゃんと本来の教科書が出ている…。

別パターンのイタズラで、「起立、礼の礼の時、すごーく長く礼してみろ」。

教科担任は、いつも通りに礼をした後、顔を上げたら生徒全員がまだ礼をしてて戸惑い慌てるという…。

この長〜い礼を仕掛けられた物理の先生は、「深々と丁寧に長〜い礼をしてくれました!4組の生徒たちは素晴らしい!!」と、担任に感動を報告しちゃったというアフターエピソードが。

この物理の先生、モーターや熱による物の変化を教えるために空き缶とモーターで綿アメを作って見せたり、氣体膨張を教えるために黒いゴミ袋で巨大風船を作らせて晴れの日に飛ばしてみたりしてました。

綿アメ機の登場が3限目だと、廊下にザラメの香ばしい匂いが充満して空腹に強烈な刺激を生徒に与え、巨大黒風船が着地した市内のどこかから着地場所を知らせてくれる電話が掛かってきたりすると、それを嬉しそうに報告してくるわけです。

着地場所は、たいていどこかの畑か雑木林だったにしろ、一度も問題にならなかったのはド田舎だったからでしょうか。

滑車の授業の時、「皆さんは『必殺仕事人』を見たことがありますか?あの仕事人の中にテグスのような物で悪人の首を絞める人がいますね?京本政樹さんがやってるやつね。あれね、おかしいですね。明らかに彼より大柄な悪人をですね、横柱に掛けただけで首つりにしますよね?無理なんですね。滑車があれば別ですけどね、はい。」

組紐屋の竜が、物理学の前に倒れる瞬間でした。

確かにね、支点に対して重さの違う物が紐先に着けば、重い方が下がるわけですから、勢いで多少持ち上がったにしても、引き返されてしまうわけですね。

うんうん。



……まあ、要するにですね、訳あって物理的なお勉強中なんですが、シャルルだのパスカルだの法則が増えるごとに、頭がパンパカパンになっていまして、今更ながら、あの物理の先生の授業をもっと真面目に聞いておけば良かったなと後悔している…っていうお話です。

お茶目担任でも、綿アメ先生でも、組紐屋の竜でもなく、ワタシの頭がパンパカパンな話です。

ええ。