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永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。

宮古語指南

宮古島の人の言葉は、まあ、決してキレイなものではありません。

ガチの宮古島訛りだと、宮古島生まれであっても若手は、わからないそうで。

そのガチな宮古島の言葉を大事に伝えていこう…という運動もあるようです。

《モアイ》という言葉を居酒屋さんなどの広告で見つけた時には、イースター島のアレとか渋谷駅南口にあるアレを思い浮かべました。

本来の宮古の言葉では『ムヤイ』というのが、本島などの影響で《モアイ》と言うようになってしまったとのことですが、毎月1度、決まったメンバーで決まった額面のお金を持ち寄り、メンバー内の1人が受け取れるシステムだとか。

ただ、自分が受け取れる番であってもお金は出すそうで、さらに持ち寄りした時の飲食代もそこから出すので、単純に額面×メンバー数をもらえるというわけではないんだそうです。


それから、ゴーヤチャンプルはワタシの好きなメニューのひとつですが、本来は『ゴーラ』。

これも内地向けにできた言葉だという説を聞きました。

『ムヤイ』『ゴーラ』を使うのは宮古人でも50代以降で、若くなるにつれ使わない知らない言葉もたくさんあるそうで、宮古語を残したいと思う人々には悲しい現実。


先日、お世話になっている居酒屋さんに行きましたら、そこの大将のお孫さんたちも来ていて、その子たちとは2度ほど顔は合わせてましたが、まともに会話したことはなく。

すると、子どもの1人が手をぶつけて、「あがっ!」と。

「痛っ!」だ、そう。

キョトンとしていたら、「宮古では、そう言うんだ」と。

「へぇー」と言うと、小学生の女の子に「みんな、あがっ!って言うよ」と教えてもらい、続いて「あぐ」。

「同級生」という意味だそうで。

「あぐー豚?」って言ったら、「豚と一緒にすんなっ!」と、笑いながら叱られました。

シーサーシーサと伸ばさない表現もありますし、先のゴーヤーゴーヤとすることもあります。

なかなか難しい。


そして、宮古島の人は「は?」とか「は〜?」をしょっちゅう使います。

なかなか語気を強く使います。

ので、最初に聞いた時はビックリ&「こわっ!」ってなって、ビクつきましたが、これ、割と当たり前に使うみたいです。

ちょっと聞きとれなかったり、ビックリしてリアクション取りづらい時に、「は?」または「は〜?」

一般的な「は?」は、少々相手をバカにしてるとか、軽くナメてる的なニュアンスが含まれるイメージがありますが、宮古人は、ちょっと違う。

実際、親しくしている子どもに話しかけた時に「は〜?」と言われ、「なんで、そんな態度なの?!」と、ちょいギレしちゃって、「は〜?!」と言い返してしまった経験があると、宮古島在住内地出身の知人は語っておりました。

「その頃は、そのニュアンスがわかってなくて、イラっとしちゃったんですけど、本当に普通に日常的に使いますよ、こっちの人」と。

実際、よく聞きます。

お店の人に品物を見せてもらいたくて、「ちょっと見せてもらえますか?」と言ったのが聞き取りきれなかったのか、「はーー?」

もう一度、少し大きめの声で繰り返すと、「ああ、はいはい、どうぞどうぞー!」って。

なので、来島の際、もしも誰かに話しかけて「は?」って言われても、お氣になさらず。

宮古島の人たちは、どちらかといえばお人好しかつ、人を疑わないタイプがほとんどです。

ぶっきらぼうですけどね。