永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。

Gのアリア

小学生くらいまでは手で捕まえたり、長ネギ持ってバッタやキリギリス、バナナ持ってカブトムシやクワガタをゲットしに、原っぱや森に入っていた記憶はあるのですが、いつの頃からか昆虫の類が非常に苦手になりました。

 

遠目に見てるくらいならいいんですが、チョウチョでさえあまり近くは、チョット…みたいな。

 

特に黒光りとか茶光りしちゃうGの皆さんは、本当にもうとにかく、何が理由でもなく、本当マジごめんけど、無理…みたいな。

 

最初に入った会社の寮が古くて、しょっちゅう出没しまして、それが理由で泣きながら親に「会社、辞める!!」と電話した事があるくらい。

 

その時の仕事で東京は上野にあります博物館に行きまして、館内へ誘導してしまえばワタシにはやる事がないので入り口付近に常駐展示してある【古代の地球の生き物】みたいなエリアに突っ立っていました。

 

両手を広げた大人より大きなトンボとか、バサッてやったら竜巻起こせそうな鳥とかが当たり前にいた時代の。

 

ふと目が合った警備員さんがワタシの足元にクイッと顎をしゃくって「見ろ」ってアクションしたので、ヒョイって見たら、Gの皆さんのご先祖様が!!!

 

カタチはまんまなのに、巨大!!

 

チラ見しかできませんでしたけど、4〜50センチはあったと思われ。

 

あんなのリアルに登場したら発狂します。

 

今思えば、なんだ、あの警備員は!!

 

脱兎のごとく逃走しましたけども、軽く職場放棄しましたけども、とにかくなんだ、あの警備員は!!と、今さらのように立腹。

 

まあ、そんなわけで何度目撃しようともイヤなものはイヤなわけで、それでいてワタシができる唯一の撃退法であるスプレー噴射も、その瞬間に飛んだらどうしようとか、その時まで暴れている様とか、亡くなってしまった後のご遺体との対峙とか、戦闘後のスプレーの匂いやテカテカを拭かなくちゃとか、とにかくもうお願いだから、登場しないで。

 

っていうか、そもそも何のために存在しているの?彼らは?みたいな。

 

 

そんな脆弱者の分際で、南国沖縄、宮古島に越してしまったんですよね。

 

ハワイのGは大人の手のひらくらいあるという話を聞いて、ハワイには一生行かなくてもいい!と思ったレベルなのに、割と大型化しやすい南国へ。

 

「大きい」「大きいけど、動きが遅い」「ノンビリしている」「足が長く、立ち姿がヤバい」などと聞いていましたので、唯一使える武器(スプレー)はすぐに用意しまして、防御も抜かりなく。

 

どっこい、呆れるほど古くてボロい無理矢理シェアハウス化させていた一戸建ての時も、会社の寮も、そして、これまたそれなりに年季の入っている現マンションの部屋も屋内では見かけることなく平和。

 

天敵らしいヤモリさん達をウェルカムしているからか、お見かけしておりません。

 

が、建物の通路や外階段ではそれなり。

 

少しずつ耐性を養ってきたのか、以前はご遺体があるだけでもそこが通れなくなるレベルだったのに、端っこにいて動きがないようなら、反対側の端っこを駆け抜けるくらいはできるようになってきました。

 

まあ、その瞬間は手持ちの勇氣全消費ですけども。

 

そんなある夜、バイト通勤に使っている自転車のリアにバッタ(キリギリスかも)がくっついていて、「ふぁっ?!」とそれなりにビビったのですが、次の瞬間にはヒョーイと跳んで壁にパタリしたので、「夜道、氣をつけてねー」などとビビるあまり謎の声かけ。

 

そうして、外階段を上ろうとしましたら、そこにGさんが!!!

 

立ち仕事にて疲弊した矢先のメンタル抉り取る遭遇。

 

しかも、階段の中央部あたりにいるので、駆け抜けられない。

 

どうしよう…と、しばらく立ち尽くしていましたら、なぜか飛びました。

 

しかも、ワタシが行きたい階段上に。

 

「いやいやいや、そっちに飛ばれても…っていうか、何で飛んだの?」と内心、大焦り。

 

多少距離は空いたものの、やはり駆け抜け技が使えない場所に着地した模様にて。

 

すると、突然、Gさんが再び羽根を広げて、フワリと浮き上がったかと思ったら、建物の外、夜闇の向こうへ飛び去って行ったのです!!

 

ワタシのションボリを察知し、「しゃーねーなー」と思ってくれたのか、先ほどのバッタ(キリギリスかも)が昆虫テレパシーで「今日のところは通してやってくれねぇか」とでも伝えてくれたのか!!!???などと、素っ頓狂な妄想をしかねない謎の飛び去り。

 

悠々と帰宅できました。

 

 

長々と書いておきながら、だから結局何なの的内容ですけども、これ以上は何もありません。

 

ここまで読んでくださった割と暇なアナタのために、夕方に見かけた虹を貼っておきますね。

 

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