永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。https://letterpot.otogimachi.jp/users/19425

オネガイ

中学生の頃、憧れた職業は警察官でした。

 

恐らくは流行っていたドラマの影響だと思われ。

 

調べてみると、警察官になるためには剣道か柔道のスキルが必要って。

 

で、小学生から剣道をやっている同級生にチラリと探りを入れましたら、あの防具やらで10万円単位のお金がかかることと、防具が氣絶しかねないくらい臭うという情報をゲット。

 

鼻炎持ちのくせに匂いに敏感という体質と、お金の問題にて剣道を諦め。

 

となると、もう柔道しかない。

 

調べてみると、一番安い柔道着は、7000円程度でした。

 

恐らくは、これまた学生価格だったのだろうとは思いますが、その最安値柔道着を着て、ヘナチョコながら柔道を習うっていう。

 

今でこそ日本の成人女性の平均身長くらいありますが、中学生になった頃はワタシは138センチというミニマムサイズ。

 

柔道用の畳を背中に背負うと、さながら畳に足が生えているようにしか見えなかったようです。

 

本来、2人1組で畳運びをしていたのですが、男子偶数、女子奇数に加え、なんとなく背負わせた方が面白いという理由(?)で、ボッチ運び。

 

「塗り壁!塗り壁!」と、からかわれたような記憶もなきにしもあらず。

 

 

その時の柔道の先生は、合氣道、居合道、剣道でも師範持ちという存在が格闘家みたいな人で、ヒョロリと痩せたノッポだったのに、どことなく勝てない雰囲氣を持っていました。

 

その先生から「お前は、誰かに勝ちたい!っていう負けん氣がない…それじゃあ、勝てるはずもない。根性もスタミナもないから、長期戦ではまず無理だ。ただ、極端に背筋が強いから、一本背負いと巴投げをひたすら練習しろ」と言われました。

 

負けん氣がない上、根性なし!!!

 

ションボリすぎかよ!!!

 

 

てなわけで、一本背負いと巴投げばかり練習させられました。

 

その時は、背筋という存在がどこからどこまでなのか、極端に強いというのがどの程度なのかわからなすぎて、「はぁ、わかりました」ぐらいのリアクションで練習しましたけども。

 

この極端に背筋強いについては、高校生になってから証明されました。

 

全国統一体力テストみたいなのがありまして、ワタシは瞬発性や跳躍などの俊敏さを求められるモノはからっきしだったのに、柔軟性と背筋だけ極端に優秀という奇妙さで、あまりの数値に体育教師が「この背筋計は、壊れている!こっちでやろう!」と言ってしまうレベル。

 

確か、150キロ超えでした。

 

何度か計り直ししたものの、最低で130キロちょっとだったので「ソフトボール選手でも、その体型では出ない数値だけど、これが現実なら書くしかないなぁ…」と納得いかない顔をされ、その平均値を知らないばかりに、ワタシ、キョトン。

 

後々、体力テスト結果として、コンピュータの出した答えは「測定不能」。

 

要するに、それ以外は平均かそれ以下だけど、背筋だけバカ強くて、カラダの柔らかさ異常で、ごめん、よくわかんない…って事みたいです。

 

こちらとしては、別段、体力テストしてほしいなんて望んでなかっただけに、勝手に測定した挙句の「わかんなーい」には、「知らんがな」としか思えない結果。

 

 

どっこい、この背筋だけ強いせいで、20代半ばにて腰痛に悩むことになります。

 

腰痛というのは、背筋と腹筋のバランスの崩れが多分に影響し、大抵は背筋の方が強い故に起きますが、ワタシの場合、それが極端で、普通に立っているのさえ辛くなり、整形外科を訪問。

 

そこでまた「背筋強すぎだから、意識して腹筋作らないと腰痛出ちゃうよ」って診断をされます。

 

懐かしの背筋計を引っ張らされました。

 

 

しかしですよ、この背筋による巴投げ練習が、まさかのダイビングで活かされるなんて、誰が想像できたでしょうか。

 

柔道の先生が中間及び期末テストが近くなると手首あたりへの怪我を避けるために合氣道を教えていた故に、まさかのダイビングで活かされるなんて、誰が想像できたでしょうか。

 

てなわけで、次回は行方不明ダイバーの捜索でございます。

 

ここでは、元来の方向音痴っぷりにて、行方不明ダイバーを発見できる氣がしません。

 

 

お願いですから、ワタシの前で行方不明にならないでください!!

 

 

切に!!