永遠の【仮】〜勇氣凛々海の色〜

水中に目覚めた、水どう好きな道産子の日常。https://letterpot.otogimachi.jp/users/19425

96センチの脅威とおんぶ。

先月から始まったレスキューダイバーへの道ですが、インストラクターさんが発熱ということで日程が一つ潰れましての昨日。

 

すっかり寒くなり、海へ入るとまず足…太ももかウエスト辺りまで入水すると「ひょえーーー!」か「はわーーーー!」か、それに類似した音声が自然とこぼれます。

 

ドライスーツ着用のインストラクターさんは、「手が冷たいなぁ」と余裕顔。

 

ワタシともう1人のショップの研修生さんは全身冷たいんですけども!!

 

ま、そんなわけで、水面及び水中で起きてしまう事故の可能性を想定した講習です。

 

前回はパニックしてしまったダイバーをどうするか的な内容で、今回は行方不明のダイバーを捜索する…と、反応のないダイバーを救助する…でした。

 

水中コンパスを使いながら、いくつかのパターンでいなくなっちゃった迷子のダイバーさんをさがす…んですが、はぐれたダイバーはある一定時間バディを発見できなければ浮上する…という決まりがあるので、浮上していない=沈んでいる可能性が高い…ということで。

 

それが終われば、今度は山場ともなる海面にて無反応ダイバーを発見した時の救助とレスキュー呼吸、それを続けながらの器材外し、岸まで引き上げる…の一連。

 

一緒に講習を受けている研修生ダイバーさんは身長はそれほどではありませんが、割とガッシリと筋肉の多そうなタイプ。

 

聞けば、体重は63キロ程度と、成人男性としては標準というか、そこら中に居る重さ。

 

そして、講習上(実際の救助では状況次第)、器材の全てを外します。

 

浮力を持っている膨らませたBCD(ダイバーが着るベストのような物)さえも捨てます。

 

そして、ある程度、岸が近くなったら、どうにかして事故者を担いで引き上げなくてはなりません。

 

ここにきて、63キロの壁。

 

ひ、人って…こんな…に、お、重い…の?!

 

みたいな。

 

背負ったまではいいものの、まあ立ち上がれない。

 

ビクともしない。

 

どうやら、岸に近すぎたようで、まだ水の浮力が期待できる深さで背負うべきだったようです。

 

立ち上がり姿勢が作れたら、もっっのすごく重いなりに、岸まで上げられました。

 

そして、事故者役交代となると、決して軽くない体重のはずのワタシを軽々と背負い、「軽っ!!めっちゃ、軽っ!!」と、いとも簡単にクリアする研修生さん。

 

ぐう…くやしい。

 

若い男子に軽々と身体を上げられ、「軽い」と言われるなんて、ちょっと浮かれそうな場面だったのに、ワタシの率直な氣持ちは、「いと、悔し」でした。

 

全体的に彼より小さいワタシは、自分より大きいダイバーを救助する事になるので腕の長さひとつとっても短くなるわけで。

 

彼がヒョイと届く距離が届かない。

 

ので、どうしても時間や回数がかかってしまいます。

 

ちなみに、胸囲96センチだそうです。

 

胸囲96センチのロクハン着用(6.5ミリのウェットスーツ)ダイバーを後ろから抱き上げるようにしながら岸まで引き上げるのは…できませんでした。

 

団体が例として上げる事故者の担ぎ方として自分の両肩に、まるで丸太でも運ぶかに上げる方法がありますが、あれは、軍人とか、それこそ海猿とかレベルじゃないと日本人にはまず無理ってことでスルー。

 

相手が子供であっても難しいかもせれません。

 

子供のダイバーでも、12歳以上にはなっているので、ヘタしたらワタシよりノッポとかありえます。

 

まあ、その名もファイヤーマンズ・キャリー

 

こちら。

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どう見ても、軍人さんです。

 

こんなん…できるか!!!

 

 

しかし、これによって、自分が選べる担ぎ方では迷わず背負う形のバックストラップ・キャリー一択なので、運び方には迷いなし!!

 

バックストラップ・キャリーというのは、要するに…おんぶです。