ゴハンにバター、お茶漬けにバター、お餅にバター、パンにもバター。
そんな食嗜好が露呈して「バタコさん」呼ばわりされかねない窮地(?)に陥っているワタシですが、バターよりも好きかもしれないのが…。
チーズ!!!
6ピーチーズからマスカルポーネ、チェダー、ブリー、ブルー、カマンベール、クリーム、モッツアレラ、リコッタ、カッテージ、裂ける、キャンディ、オイル漬け。
と言いつつ、ウォッシュチーズや発酵が進みまくったカマンベールは、レベル高過ぎて到達しておりませんが。
そんなチーズ大好きバタコさんは、とある記事にて【手作りチーズ】のハウツーを読みました。
「手作りチーズね、はいはい。あれでしょ?乳に酸系混ぜてグルグルすればいいやつでしょ?」と、なぜか無駄に上から目線。
実際、乳に酢なりレモン汁なりを投入して撹拌すると、カッテージチーズ擬きになるのです。
『擬き』と言っていますが、けっこう《チーズ》なのです。
どっこい。
こちらのハウツーに書かれていたのは、カッテージチーズ擬きどころか、モッツアレラだの、クリームだの、裂けるだの、なんだか本氣と書いてマジなモノから、お氣軽なモノまで。
さらには、各種燻製などのレシピまで。
な、なんなの、この魅力溢れるサイト!!
と、お目目キラキラ、掲載されている材料を一通り揃えて、レッツクッキン!!
ええと、低温殺菌牛乳を熱して、ヨーグルト入れて、混ぜて、放置、レンネットを溶かした水溶液入れて、放置、ホエイと分離させて…と。
ここまでは、順調。
書いてある通りの乳の化学反応にニヤニヤしてみたものの、最終段階であるモッツアレラらしく、ミヨーーーンと伸びる…のところで、チーズの原料となる塊が、サラサラ…と崩壊。
……と、溶けた…溶けて…なくなっ…た…だ…と…?!
物の見事に、大量のホエイが出来ただけで、肝心のチーズは小ぶりなカッテージチーズっぽいモノが出来ただけに着地。
ま…待って!待って!!!
違う!違う!!これは、ミヨーーーンって伸びないと!
伸びる予定だったよ?!
てなわけで、初のチーズ作りは、完璧なる負け戦!!!
完膚なきまでに叩きのめされました。
よし、敗因を探ろう!!
と、検索からの、検索。
どうやら、ワタシの敗因は、牛乳の鮮度が低かったこと、チーズの原料を練るお湯が多すぎたことは確実。
さらに、発酵が足りなかった可能性もアリアリ。
レッツ、トライアゲイン!!
と言いつつですね、チーズ作りとは時間のかかるものでして、だいたい半日は使います。
しかも、大好きモッツアレラとか作ろうとすると、80度のお湯の中で伸ばして練りなさいとか言うのです。
少林寺かよ。(わかる人には、わかるヤツ)
ので、軍手にゴム手袋を重ねて練る…けど、熱いよって書いてあったので、買ってやりました!!
耐熱ゴム手袋です!
突起が、ハート。
今度は、期限近くて特売になっている牛乳ではなく、搾りたてホヤホヤなヤツを買ってきて、ホーロー鍋に放り込んでやります!!
ふふふのふ。
レターポットは、こちら。